- 2006-08-17 (木) 22:03
- 日記
誌 名 日本経済新聞
掲載日 2006/08/17
題 名 ネットと文明 第6部 ヒトはどこへ1
<30センチの世界> 外出も会話もいらない
なんと、日経の一面に!っと思ったら、うーん、少し意図したことと違うニュアンスで書かれています。たしかに、うちの会社のアイデア募集には、何千通という応募が寄せられ、全く同じ提案が何通もあるのですが、これがネットによるコピーだとは思っていません、むしろ、ネットですら調査をしていないために、自分がはじめてでないことに気付いていないというものが多くを占めているように思えてなりません。
皆さんいっしょうけんめいなのですが、同じようなアイデアが同時多発的に生まれることは、珍しくないのです。自分の反省も含め、そう思います。
ただ、アイデアの出所が、ハッキリしなくなっているのは事実です。また、その後の人の意見に繋がることですが、学生のレポートや論文などに、引用が増えているのは事実でしょう。提案書類の中にも、使われている画像などにホームページからコピー&ペーストになっているものは、増えています。そのこと自体が悪いのではなく、どこまでが引用で、どこまでが自分のアイデアか、明確化できていない提案書は多いように思います。場合によっては、提案の中に、版権を持つキャラクターなどを描いたものも少なくなく、 コピーが簡単な分、権利や知識のオリジナルの所在について、鈍感なのは気になります。