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ISOT 2006

  • 2006-07-08 (土) 0:00
  • 日記

今年も見に行ってきましたISOT200。
発表上は、来場者数が年々増加ということで、今年も過去最高との発表があり、実際例年になく混雑はしていたが、会場の面積自体縮小しており、大手メーカーが多数撤退してしまった為、各社の新製品を楽しみに見に行くという面で考えると、物足りない感が年々増している。
■「デザインステーショナリー」
今年新設された、[デザインステーショナリーワールド」というコーナーに昨今の雑誌やムックの影響が見られるように思う。マークス/アーティミス/マインドウエイブ、また、クオバディス・ジャパンなど、雑貨テイストな出展が自分たちのセンスをアピールしているのが印象的。
■「微に入り細をうがつ製品改良」
全体的に大手に関しては、革命的な新製品は少なく、改良品的製品が多いように思えた。が、痒いところを必死で探し、一つずつつぶしていく製品改良が各社に広がりつつあるように思う。
■「○○大学 ○○教授監修」
筆記では、ペンテルの「エルゴノミックス」の新型「ウインググリップ」とゼブラの「スパイラル」が相変わらず大学と共同開発の人間工学を鼓舞しているが、形状的には懲りすぎて若干無理を感じるところ。ただ、ゼブラのグリップは、三菱の「アルファゲル」に迫る触感。
ケシゴムは、シードが「カド感」を得られるとして断面に穴を沢山開けた「アナタス」や、「はんけし」に対抗するケシゴムはんこ用として、表面に色をつけて彫った部分の区別がつきやすいもの、ケシキューブの上位版など、どれも3匹目のドジョウな感はあるが、新製品への意気込みはすごい。
■「脳を鍛える」
シードのケシキューブだけでなくぺんてるが大人の塗り絵をクローズアップするなど、「脳を鍛える」系商品は、どこも自社の得意分野になんとか絡めて出したいという流行は所々に見られた。
■「海外ブース」
海外のブースの元気がない、というか、普通の文房具の安売りでしかなく独自の新製品みたいなものがほとんどない。クオリティについても驚くほどのものもなく、新鮮味を感じない展示がほとんど。いつもヘンテコな文具を探すのだが・・・今年は不作。
その後。毎年恒例の文具ファンのオフ会にも参加。やはり大手の参加が減ったり、面積が減ってしまったりと、文具ファンとしては、やはり昔を懐かしむ声が多い。が、オフ会では、持ち寄った文具の交換(ジャンケンで取り合い!)など、大いに盛り上がった。

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文具王 高畑正幸
高畑正幸
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