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恐怖の接吻

  • 2004-08-14 (土) 0:00
  • 日記

深夜、会社に残ってデータの整理などをしていたのだが、すでに終電が終わってしまい、一段落ついたので、仮眠でも取ろうとマイ枕持参で救護室へ向かった。一応エアコンもあるのはありがたい。ドロドロに疲れていた私はすぐに眠りについたのだが、15分もしないうちに強烈な痒みとあの不快な羽音で目を覚ました。
しまった。うかつだった。うちの会社はこのシーズン、特に地下室はしばらくのあいだ異常に蚊が発生し、常時液体蚊取線香?を使用している。私は一人会社に残ったため、この線香をセットせずに眠りについてしまったのだ。
それにしてもこの掻痒感は異常だ。たまらず起きあがって電気を付けた私は言葉を失った・・・・・救護室の白い壁に目の前だけで6匹の蚊が止まっている・・周囲を見渡すと他にも数匹・・・囲まれている。こんなところで寝てたら餌以外の何者でもない。
たまらず液体蚊取を持ち込み、スイッチを入れ、とにかくは部屋を出て自分のデスクのあるある3階へ逃げてきた。
体のあちこちがかゆくて仕方ないのだが、何より致命的なのは下唇を刺されていることだ。表面すれすれに毛細血管や神経が張り巡らされており、蚊の唾液はあっという間に唇の内部に拡散し、下唇は通常の倍ぐらいの大きさに膨れている。もはやかゆいとかそういう次元ではなく、感覚としては歯医者で使う麻酔をかけられた状態に似ている。ピリピリとしびれが来ている。
こんな夏の夜になにがかなしくてひとり夜中までパソコンに向かい、しかも、こともあろうに蚊とキスするハメになろうとは・・・・悲しくて泣けてきた。
神さまぁ~。おらのどごがいげねだョオ~オオオヨヨヨヨ

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文具王 高畑正幸
高畑正幸
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