- 2008-09-25 (木) 0:29
- 文具王のオヤジ通信
このアイテムはおそらく、大型特殊ホッチキスの類で、
MAXのこのラインが近いものではないかと思う。
このHD-1NAオンラインIIの、ベースとガイドを除く本体部分ではないかと思うのだが、いかがだろう?だとするとこれは銀行用で、小切手帳や手形帳を綴じるというかなり特殊な用途用らしい。こんな用途、今ほんとうに有るのか?
しかし、これだと断定するのは難しい。彼の報告によると、使用針の幅は8mm。しかし、HD-1NAの針は、No.1タイプ。こいつは、横幅が12.5mmもある。これはおかしい。しかも、ハンドル部分は「鋳鉄」とあるが、HD-1NAのハンドルは、写真から見るに、おそらく鋼板の塑性加工と思われる。幅8mmといえば、日本では最も普及している通常の小型ステープラが使用するNo.10が近いが、No.10は、足も短く、綴じても、普通紙25枚前後しか綴じられない。これではこのイカツいボディが説明できない。メーカー表示がどこにもないというのも怪しい。
仮説1 これはMAXの構造にとてもよく似た別物で、性能はたいしたことない。
仮説2 針の横幅の測定ミスで、これはMAXのHD-1NAもしくはそれに類似する旧製品である。
私としては、構造等があまりに似ているので、仮説2を押したいところだが、どなたか、もし心当たりのある方は、教えてほしい。
現時点でもほぼ同様のものが入手できるので、珍しくはないが、それでも定価29000円というすごいステープラ(但し部品が足りないようだ)ではあるらしい。
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