- 2004-05-23 (日) 0:00
- 日記
今、オーストラリアのネットブース(カフェではなく、純粋にネット接続コーナー)から、書き込んでいる。 こう書かなくてはこのページ読者には全くいつもと代わらないというのはふしぎな事だ。
私は今、会社の社員旅行で、オーストラリアはケアンズにいる。着いてみたらここが、もう、ベタベタの日本寄りのコテコテの観光地で、一切英語を話さなくてもほとんど事足りる。全く、伊豆かどこかにきているみたいだと誰かが言っていたが、土産物屋のほとんどに日本人店員がいるなど、至れり尽せりでちょっと興ざめである。
海外に出たら、とにかくその地からネット接続にトライするのが一つの楽しみになっていて、いつもローミングサービスの設定などを準備して、コネクタや変圧器を用意し、もちろんノートパソコン持参のへヴィーな装備で出かけるのだが、ホテルからすぐそこのネットスペースに日本語標準搭載のPCが普通にネット接続されているので、ちょっと肩すかしを食らった感じだ。
まあ、便利なことは確かにいいことだと思う。海外からこうやって何の苦もなくアクセスできるのはある意味では非常に助かるが、日本からはるか赤道を越えてやってきたこの地で、日本語しかほとんど使わず、商店やツアーで接する人間の多くが日本人であるというのは、なんだか変な感じだ。
何のために海外へ行くかは人それぞれだが、私はわざわざオーストラリアまで来て大橋巨泉の店で日本人から中国製のお土産を買う気には全くなれない。
まあ、文句ばっかり書いて面白くないたびであるように思われるのもなんなので、補足しておくと、すごくきれいな海で15年以上ぶりに泳ぎ、とんでもなくでかい風景に出会い、大雑把な料理を腹いっぱい食べ、地理の教科書に乗っていた切手ほどの写真でしか知らない風景を目の前にしてそれはそれで楽しんでいる。日本語の看板がなければもっと入り込めたような気はするが・・