- 2011-10-09 (日) 20:00
- デジタルツール
店頭実演販売を行う際、昔はマイクなしで、実演をしていた頃もあるのですが、
やはり、店頭などでは、周囲の騒音もあり、声が届きにくいのが現状です。
無理して声を張り上げて、喉を痛めたこともありますし、それよりも
何度も実演をした経験上、声がいかにクリアに聞こえるかは、
喋る内容に勝るとも劣らない重要なファクターであることがわかっています。
なので、今は、大小にかかわらず、
イベントの際には、マイクは絶対に用意します。
マイクも、イベント主催のお店などに用意して頂いたこともあるのですが、
普通のハンドマイクだったり、ハンドメガホンしか用意できなかったといわれた
こともあり、自前で購入しました。
商品の説明などで、手を使うことが多いので、ハンズフリーは必須です。
この拡声器を買う前は、ヘッドセットのマイクから、小
型アンプを通してPC用のスピーカーに繋いでいたのですが、
これだと、電源やケーブルがたくさん必要で、
実演中に商品の売り場を聞かれたりした時に移動できないなどの問題があり、
ずっと煩わしいと思っていました。
ただ、工場などで使われる拡声器って、音量も音質も、使い勝手も、
今ひとつ満足いくものがなかったり、かといって、
ちゃんとしたワイヤレスのマイクシステムは、
揃えるとすごい金額になっちゃったりという状態でした。
たまたま、文房具の展示会の空き時間に、他社のブースを見て回っていたら、
工事や測量の現場で使う製品を多く扱っているブースで、
このハンズフリー拡声器のデモンストレーションをしているのを見つけました。
ハンズフリー、電池駆動で、高音質、大音量。
かなり大きな音を出しても音が割れにくい。
(マイクとスピーカーが近すぎると大音量ではハウリングを起こすことはありますが)
最大10W。電池駆動のスピーカーとしてはなかなかのものです。
私には必須のヘッドセット仕様です。
かけ心地に関しては改善の余地アリですが、実演で使用するには充分です。
勝手にずれたり落ちたりもしにくい。
乾電池6本で動きます。
セットにはダミーの電池が入っていて、4本でも動作しますが、
パワーが落ちるので、私はエネループ6本で使用しています。
使い方は簡単です。電源とボリュームだけ。
どちらも、軍手をしていても使えるぐらい、大きくてハッキリした操作系です。
まだ使ったことはありませんが、入力が2系統用意されていて、
ミニジャックなので、iPodなどから、BGMなどを流しながら喋ることも可能です。
いちおう、ベルトには、iPodなどのプレイヤーを収納できる
ポケットが標準装備されています。(まだ使ってませんが)
本体内側は、体の側面に沿うよう、曲面になっていて、
ベルトは、ウエットスーツなどと同じ伸縮性の高い素材なので、
フィット感は抜群です。
そして、なにより、全体のフォルムやカラーリングも含め、
きちんとデザインされているところが気に入っています。
体に付けて、邪魔にならず、周囲のモノに引っかかりにくい曲面形状。
スピーカーが正面を向くレイアウト、左右どちらにつけても、変わらない操作性、
扱いやすくわかりやすいスイッチとボリュームフィット感の高いベルト。
ちゃんと使う人のことを考えてくれていますし、
これなら店頭で使うのもアリだとおもいます。
ちょっと仮面ライダーっぽいといわれることはありますが(^_^;)
- Newer: 埼玉工業大学学園祭で講演しました
- Older: 東急ハンズ 「文具王の文房具研究所」終了しました!