- 2003-05-01 (木) 23:06
- 書籍
オススメ度★★★★
著 者■加藤昌治
定 価■1500円
発行日■2003/4/4
発行所■TBSブリタニカ
ISBN4-484-03205-8
「考具」というのは考えるための道具と言う意味。この言葉だけですぐに手に取ってしまった本だ。以前より、考えるためのメソッドのようなものには興味があり、さまざまな本を読みあさっていたが、それらに初めてわかりやすい名前が付いた感じだ。
各項目については既に知っているものもあるが、チームデミ(昔流行った小型文具セットだ。)のようにコンパクトにいろんな道具がセットされていて、おもしろい。
これらの方法論は、非常にしばしば取り上げられるにも拘わらず、実際にやってみる人というのは本当に少ない。だが、やってみると意外なほどに役に立つことが少なくない。このホームページの制作や、エッセイを書く時、仕事の企画などにも、いろんな方法を使っている。私は自分の独創性やセンスについてはまったく信用していないので、こういうツールは他にも自分なりにまとめてあり、手帳(今はPalm)にいれて常に持ち歩いており、いろんな時に助けられている。
これを読む人は、絶対一度は試しに実行してみて欲しいと思う。
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