B-LABO|文具王・高畑正幸公式サイト

考具

  • 2003-05-01 (木)
  • Category : 書籍

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オススメ度★★★★
著 者■加藤昌治
定 価■1500円
発行日■2003/4/4
発行所■TBSブリタニカ
ISBN4-484-03205-8
「考具」というのは考えるための道具と言う意味。この言葉だけですぐに手に取ってしまった本だ。以前より、考えるためのメソッドのようなものには興味があり、さまざまな本を読みあさっていたが、それらに初めてわかりやすい名前が付いた感じだ。
各項目については既に知っているものもあるが、チームデミ(昔流行った小型文具セットだ。)のようにコンパクトにいろんな道具がセットされていて、おもしろい。
これらの方法論は、非常にしばしば取り上げられるにも拘わらず、実際にやってみる人というのは本当に少ない。だが、やってみると意外なほどに役に立つことが少なくない。このホームページの制作や、エッセイを書く時、仕事の企画などにも、いろんな方法を使っている。私は自分の独創性やセンスについてはまったく信用していないので、こういうツールは他にも自分なりにまとめてあり、手帳(今はPalm)にいれて常に持ち歩いており、いろんな時に助けられている。
これを読む人は、絶対一度は試しに実行してみて欲しいと思う。

ペンデュラム

  • 2003-04-20 (日)
  • Category : 文具

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販売元 PAPER MATE
価 格 500円
品 番 不明
購 入 ロフト 渋谷
万年筆は寝かせて書くのが基本。製図関係の筆記具は垂直に立てて書くのが基本。ボールペンは・・・理論的には立てて書いた方がいいはずである。ボールペンはあまり寝かせると、ボールを支えているワクの部分が紙に擦れてしまい、ボールの脱落等の原因になってしまう。ボールがきれいに回転するためには、紙面に対して垂直に近い方がいいはずだ。しかし、玉の上に乗っかってるもんだから垂直に立てるのも難しい。そんな問題をデザインと構造で解決しようというのがこのボールペン。
写真を見て欲しい。
pendulum_2.jpg
ペン先がバクの鼻のように下を向いている。ペン先を曲げることで紙面に垂直にしようというのだ。さらにだ。このペン先はただ曲がっているだけではない。常に下を向くようになっているのだ。クビの部分が回転するようになっていて、内部の芯にもおもりがついていて下を向くようになっている。なるほど。ペンデュラムとは、「振り子」の意味である。
書いてみるとどうなのか?筆圧が強い私は、自分の筆圧がまっすぐ紙に伝わる感じがするのは悪くないと思うが、やはり軸の延長上でないところにペン先があるのはなんともいえない不安感がともない、うまく操れない気がする。価格も最近の筆記の中では500円はちょっと高い。アイデアは面白いんだけどな~~。おしいなぁ。って感じである。
ただ、インクの質以外のところで勝負してきたこの筆記具の挑戦を文具ファンとしては素直に悦びたい気もする。

日常ええかい話

  • 2003-04-20 (日)
  • Category : 書籍

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オススメ度★★★★
著 者■原田宗典
定 価■420円
発行日■1994/06/25
発行所■集英社
ISBN4-08-748172-7
原田宗典のエッセイから漂う脱力感は会社帰りの電車で読むには最高だと思う。このエッセイは、A~Zで始まる単語をキーワードにして原田氏の困惑をつづったものだ。彼のトホホぶりはこのエッセイにおいてもあいかわらずなのだが、特に文具ファンとしては「U」の「それは秘密ですなのだ」がかなりオススメだ。あの「スパイ手帳」にまつわるお話である。今の子供達にとって文具ってどういう位置づけにあるのか最近どんどんわからなくなって来つつあるが、僕が子供だった頃は、文房具は少年の生活の中で、たしかにある重要なツールの一つであり、今よりも少しは確かな地位を持っていたような気がする。僕はまだハラダ少年と自分の過去に少し重なる部分があって、こんな文章を読むと、自分が文具にどっぷり浸かってきてしまったその入り口付近の記憶がなんとなく思い出されて思わず苦笑してしまうのである。

Deleteキー 消しゴム

  • 2003-02-04 (火)
  • Category : 文具

del_eraser.jpg
販売元 不明
価 格 250円
品 番 不明
購 入 コンランショップ 新宿
ただ白いの消ゴムだが、パソコンのデリートキーのキートップ型であるところがエスプリが利いていてたまらなく好きだ。
書いたものを消しているうちにデリートキー自身も消えて無くなってしまう・・・

とめまる・タック

  • 2002-10-12 (土)
  • Category : 文具

tomemaru_1.jpg
販売元 キングジム
価 格 200円 (たぶん)
品 番 No.711
購 入 ロフト船橋店
井戸端会議の方に質問の書き込みがあったので、ちょっと紹介です。
封筒や資料入れの封をするためのもので、洋服のボタンのような円盤状の板2枚が対になっていて、片方には紐がついています。
通常は封筒状のもののフラップの部分と胴体の部分についていて、その紐を反対側の円盤とっちの円盤にに交互にかけ、フラップが開かないように固定するものです。
ちょっと古い映画なんかで、事件の資料とかが丈夫な封筒に入っていて、これでとめてあるというシーンは、キャビネットに整然と並ぶ紙フォルダと並んで海外のカッコイイ書類整理のイメージとして私の脳裏にセピア色で描かれています。この仕組み自体は大変古くからあるもののようで、普通はこれがついている封筒として作られているようですが、この「とめまる・タック」はこの部分だけがステッカーになっており、自分の手持ちの封筒などに簡単に取り付けることが出来ます。
値段も、大量に使うのでなければ、まあ、手頃な所なので、一度試してみてはどうでしょう?
拡大図
tomemaru_2.jpg

ミスをしない人間はいない

  • 2002-10-07 (月)
  • Category : 書籍

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オススメ度★★
副 題■ヒューマン・エラーの研究
著 者■芳賀繁
定 価■1500円
発行日■2001/12/04
発行所■飛鳥新社
ISBN4-87031-484-3
私は常々、ミスをすぐに集中力や注意力、やる気、などのせいにして根性論で解決しようとするのは、絶対に間違っていると思っている。
ミスを減らすのは根性ではなくやり方だと信じている。
この本に書いてあるのは、人間がいかにミスを犯しやすい存在であるかということと、その特徴の解説と、人はミスを犯すものという前提で、それでも重大な問題に至らないように様々に行われている実例などについて。私は以前認知心理学の分野を少しかじっていたので、ほとんどは既に知っている話であった。
人がいかにミスを犯しやすいかという店についてはくよくわかるが、日常の実用としての対策をもっと突っ込んで欲しいところである。

毎日が貨物事故 デイ

nanyanen_03.jpg
某運送会社のターミナルへ荷物を持っていったらこんな張り紙がしてありました。
こんなスローガン立てたらあかんでしょう。

海馬 脳は疲れない

  • 2002-10-06 (日)
  • Category : 書籍

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オススメ度★★★★★
著 者■池谷裕二・糸井重里
定 価■1700円
発行日■2002/06/20
発行所■朝日出版社
ISBN4-255-00154-5
脳の働きに関する考え方がちょっと前向きに変わるような本です。僕たちの脳には実はまだまだ可能性がいっぱいあるんだなあ・・と思えてきます。
歳をとったから物忘れをするというのは科学的に間違い!
脳は全然疲れない!!
・・・ある意味では今までの常識をひっくり返すような、またある意味では何となく感じている実感を裏打ちするような、読んでいてとっても気持ちがいい本です。さっそく脳をもっと使いたくなってきました。
大変読みやすく、わかりやすいですので、かなりオススメです。

気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

  • 2002-09-18 (水)
  • Category : 書籍

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気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ
著 者■リズ・ダベンポート
訳 者■平石律子
定 価■1300円
発行日■2002/09/12
発行所■草思社
ISBN4-7942-1146-5
このタイトルはあまりにズルイ。程度の差こそあれ、こういわれて自信を持って否定できる人がどれほどいるのだろうか?そうでなくても最近整理術に凝っている私としては、とにかく読まないわけにはいかないタイトルである。
内容については、まあ、最近よくある整理術の本をミキサーにかけて取り分けた一つかな。という感じ。著者はアメリカ在住で、どういう地位かはわからないが、彼の主張する広さや、電話のかかってこないスペースなどは、少なくとも私には当分手に入りそうもない。言ってることはわかるんだけどねーという感じで、斜め読みの本でした。

私の選んだ一品

  • 2002-09-18 (水)
  • Category : 書籍

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GD新書
グッドデザイン賞審査委員コメント集1
 編 ■日本産業振興会
定 価■800円
発行日■2002/06/08
発 行■日本産業デザイン振興会
発 売■丸善株式会社
ISBN4-931281-37-0
グッドデザイン賞選考委員がそれぞれに選んだ製品についての短いコメント集。皆それぞれに自分の視点で選んだものについて語っている。大変わかりやすいのから難しいのまで、選考委員のデザインに対するそれぞれのスタンスを物語っていて、興味深い。ただ、それはそれ、私は私、という気分にもなった。
文具の場合、ものが単純なので、グッドな文具≒グッドなデザインだと私は思っている。だから、ある意味ではこのページで紹介している文具達は私の視点によるグッドデザイン賞といえなくもないように思う。私の考えるグッドは、みなさんにとってはグッドなのだろうか?

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