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2006-03

プチネーム

20060318173447s.jpg商品名 プチネーム
販売元 シヤチハタ
価 格 1100(税別)※基本書体の場合
発売日 2006年
品 番 XLP-4
購入店 アスクルで注文
購入日 2006/03
サイズ φ18×34mm(ストラップ部含まず)
重 量 6.4g

ストラップ型ミニ文具も、いい加減出尽くしたかと思い、
もうだいたい驚かないもんねーなんて、高をくくっていたら不意をつかれた。
カタログで発見したその日に迷わず発注した。
ミニチュアマスコット文具初の「別注品のみ」。店頭で衝動買いする商品ではない。
しかも値段は1000円を超える。それでもこれは絶対アリ!!アリだったらアリなの!!
プチとはいえ、冷静に考えると、本体の直径はネーム9とほぼ同じ。
長さを約半分に切りつめたデザインは小さいながらも一目見てあきらかにネーム9の系譜だとわかる。

20060318172924s.jpg本体が短いため、インクは後ろから補充するタイプではなく、印面に直接インクを垂らしてしみこませる方式ではあるが、
ネーム9とおなじく浸透印で印象のサイズもほぼ同じ。
キャップは勝手に抜けないよう、ひねってロックする方式。
捺印の際に使用しやすいよう、ストラップはキャップ側についている。
細かい使い勝手を言えば当然ネーム9の方が良くできているが、充分実用品といえるだろう。
あえて小径にしないこのデフォルメは大正解だと思う。
手抜きのないカチッとした設計で、実用品としての機能性をきちんと備えていることが、
浸透印の代名詞である「シヤチハタ」ブランドの誠実な魅力をきちんと表現している。

モバイルスイカ登録完了!

昨日ようやくモバイルスイカの登録が完了。
以前のムーバのときから、すでにお財布ケータイ(エディ)機能は利用していたのだが、
最近携帯をFOMAに替えたのは、じつはモバイルスイカを使用したかったからに他ならない。
スイカでもすでに非接触なんだから、財布をかざすか携帯をかざすかの違いだけで、ポケットから出す手間などはほとんどかわらない。だからそんなにがんばって変更する必要ないと言えばその通りなのだが、どうしてもやってみたかったのだ。そう。なんかよくわからないけどやってみたかったのだ。
しかし、モバイルスイカへの道のりは、思ったよりも遠く険しいものだった。
モバイルスイカを使うには、まず、ビュースイカカードを作る必要がある。
ビュースイカカードを作るには書類を書いて投函し、待つこと3週間・・・・中略・・・・ほとんど農業のような作業が続く。
いつになったら収穫できるのだ!!ケータイを替えたらすぐ使えると思っていた私は落胆しつつも、その月日に耐えた。たえたのだ。
そしてついに、幾多の困難を乗り越え、ようやく私の携帯電話は、スイカになった。(やっぱり農業か!)
そしてモバイルスイカ初出勤!
「がしゃ」ついうっかり財布をかざしてしまい、改札機に閉じこめられ、ラッシュの通勤サラリーマンに白い目で見られる・・・トホホ。
こんどこそ。 「ぴ。」 「がしゃ」 それだけ。 そう。それだけだ。
しかし、この「ぴ。」は、未来への期待と恐怖をにおわせるなんともいえない「ぴ。」なのである。

デザイナーズ・・

佐藤卓の携帯P701iD 以来、
深沢直人のneon
佐藤可士和のN702iD
松永真のSH702iD
四角い携帯電話が次々とリリースされている。
皆それぞれにコンセプトが違うのに、外観は何もない直方体になってしまっているのが面白い。
以前インフォバーが登場した時に、自分がDoCoMoユーザーであることを残念に思ったものだ。
P701iDの登場に、クラッと来たが、カメラ周辺の出っ張りがどうしても納得いかず、保留のまま時間がたった。結局コレには手を出さず、エディ機能などを使うので、SH902iに機種変更した。と思ったらほとんど真四角の携帯電話がほぼ同時に3機種登場。とりあえず触っとくか、と思って電気屋へ。で、あーでもない、こーでもないと、触っていて思ったこと。
コレはコレですごく素敵だ。こういうカタチのものがほしいのはすごくよくわかる。それと同時に、自分が持っている、比較的従来の流れを受け継ぐ携帯電話が、じつは、ものすごく多くのノウハウによって形作られているということがハッキリと見えてきた。残念ながら四角い携帯電話は、バネで開くP701iD以外、どれも片手で開くには向いていない。重心とヒンジの位置。親指を滑り込ませる隙間の形状など、どうしても開こうとすると手から落ちそうになる。
ボタンの位置や角度、押しやすさもそうだ。私の持っている携帯は、何でもないようで、一つ一つのボタンが、10分の1ミリあるかないかの段差や傾斜を持っていたり、本体を机に置いた時に傷が付きにくいごく小さな突起の形状など、いろんな小さなノウハウが見え隠れしている。ある意味では潔くないのかもしれない。しかし、そこには、おそらく何年も携帯電話を設計し続けた名を持たぬ技術者達の「常識」がたくさんあるのだと思う。もちろん常識は場合によっては魅力的な製品のデザインにとって、足かせになるのかもしれない。そこをあえて吹っ切ったモノづくりをはじめた、また、それを採用し始めた各メーカー及びキャリアの判断は間違いではないと思う。しかし、この四角い携帯電話たちは、まだコンセプトモデルだと思う。たぶん、こういう携帯電話がようやく出てきたのは、こういうカタチで実用性のあるものを作る技術とノウハウがようやく整ってきたのだと思う。あともう少しすれば、これらのコンセプトを正確に表現しつつももっと使いやすくて魅力的な携帯電話がでてくるんだと思う。
いつも「ほしいケータイがないんだよねー」とぼやいていたはずだったのに、今日は、新しいデザインの魅力以上に、今までのデザインが美しく見えたのでした。

「究極の文房具カタログ」コーナー!

20060228213812s.jpg店 名 有隣堂 ヨドバシAKIBA店
住 所 〒101-0028 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAKIBA 7階
電 話 TEL 03-5298-7474 FAX 03-5298-7475
訪店日 2006/02/28(同僚に行ってもらいました)
URL  http://www.yurindo.co.jp/shop/yodobashi_akiba.html

「究極の文房具カタログ」コーナーが出来てました!!わーい。
ここに行くと本と一緒に文具も購入できます!(全てではありませんが)
文具と書籍両方を扱う有隣堂ならではの展開。文具と書籍のハイブリッドシナジー効果があるのかないのか!注目です!
じつはこのコーナー。会社の同僚に教えてもらって知りました。他にも何か発見された場合(または企画された場合)は教えて下さい。

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文具王 高畑正幸
高畑正幸
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