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2004-05

暑い。

日曜日、急に暑くなって、外出から帰ってアパートのドアをあけると風呂の湯があふれるように部屋から湿気た熱い空気がどっと押し寄せてきたのでたまらずクーラーをつけた。集合住宅の最上階は、夏はじっとしているだけでもつらい。ジリジリと壁面から放散される遠赤外線を感じつつ、電子レンジで調理される冷凍食品の気分を思う。ところで、床暖房はアリでも壁冷房はナシなのか?実際作ったらこの湿気じゃやっぱ結露して大変なことになりそうだが、ひんやりした壁ってなんだか魅力的。暑いとどうしても思考がまとまらず、ついどうでもいいことを考えてしまう。やっぱり私は秋冬がすき。

オーストラリアより01

今、オーストラリアのネットブース(カフェではなく、純粋にネット接続コーナー)から、書き込んでいる。 こう書かなくてはこのページ読者には全くいつもと代わらないというのはふしぎな事だ。
私は今、会社の社員旅行で、オーストラリアはケアンズにいる。着いてみたらここが、もう、ベタベタの日本寄りのコテコテの観光地で、一切英語を話さなくてもほとんど事足りる。全く、伊豆かどこかにきているみたいだと誰かが言っていたが、土産物屋のほとんどに日本人店員がいるなど、至れり尽せりでちょっと興ざめである。
海外に出たら、とにかくその地からネット接続にトライするのが一つの楽しみになっていて、いつもローミングサービスの設定などを準備して、コネクタや変圧器を用意し、もちろんノートパソコン持参のへヴィーな装備で出かけるのだが、ホテルからすぐそこのネットスペースに日本語標準搭載のPCが普通にネット接続されているので、ちょっと肩すかしを食らった感じだ。
まあ、便利なことは確かにいいことだと思う。海外からこうやって何の苦もなくアクセスできるのはある意味では非常に助かるが、日本からはるか赤道を越えてやってきたこの地で、日本語しかほとんど使わず、商店やツアーで接する人間の多くが日本人であるというのは、なんだか変な感じだ。
何のために海外へ行くかは人それぞれだが、私はわざわざオーストラリアまで来て大橋巨泉の店で日本人から中国製のお土産を買う気には全くなれない。
まあ、文句ばっかり書いて面白くないたびであるように思われるのもなんなので、補足しておくと、すごくきれいな海で15年以上ぶりに泳ぎ、とんでもなくでかい風景に出会い、大雑把な料理を腹いっぱい食べ、地理の教科書に乗っていた切手ほどの写真でしか知らない風景を目の前にしてそれはそれで楽しんでいる。日本語の看板がなければもっと入り込めたような気はするが・・

東スポ

東京スポーツ新聞の5月24日(月)に、掲載されることになりました。
先日文九郎開発者としてインタビューを受けたものです。

標準デジカメ撮影講座

book_13.jpg
オススメ度★★★★
著 者■久門 易
定 価■2200円
発行日■2003/09/12
発行所■翔泳社
ISBN4-7981-0461-2
アマゾンならここで買えます

私がはじめてデジタルカメラを持ったのは7年ぐらい前か?あのころは今のケータイよりも画素数の少ないカメラがずいぶんな値段だったと思うが、気がつけばもはやデジカメなしの生活は考えられないほどである。ただ、これほど普及しているにもかかわらず、上手に撮ろうという議論がほとんど無いのは不思議なことだ。デジタルカメラは画素数ではない!まちがいない!他の道具も同じだが、スペックについてはものすごい競争が繰り広げられているが、それだけで写真は撮れない。使う方にも多少のテクニック(というほどでもないもの)が必要だ。
ちょっと光源や写り込みにに気を遣うとか、それらしい背景づくりなど、すこしだけ気をつけると写真はずっときれいに見えるようになってくる。
べつに写真家になろうというのではないが、こうやってホームページを作ったり、仕事でも記録写真を撮るし、オークションに出品する人なんかは、ちょっとでもきれいに撮れた方が有利だ。これはそういうシロウトのためのデジカメ講座だ。
この本、けっこう即効性があるのでオススメ。
デジカメは何枚とっても何枚失敗してもほとんどタダ!いっぱい取らなきゃ損!

シェーキングカリキュレーター

shaking_1.jpg
販売元 大洋発條製作所
価 格 1260円(税込)
発 売 2004年
購 入 東急ハンズ新宿店
サイズ 84×134×22mm 液晶8桁
重 量 100g
製 造 不明
太陽が出ていなくても使える!電池不要のエコ電卓だ。
液晶の上中央部に茶色っぽく見えているコイルの中を左右に永久磁石が通過することで、電磁誘導による誘導起電力が発生し、本体裏面の巨大なコンデンサーに蓄えられるしくみ、高校物理で習うやつですね。復習はこちら。
https://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/jikai5.html
まあ、理屈はともかく、10秒のシェイクで約7分の使用が可能。意外に長い。この程度ならまあ、使えなくもないかな、でも使おうと思ったときには間違いなく振ってからじゃないと使用できないので、振ってるうちに何を計算しようと思ったのか忘れちゃいそう。
手にフィットする左右のデコボコは多少大げさなカタチだが、調子に乗って振ってると手から抜けてすっ飛んでいくので、このくらいがちょうどいいようだ。
shaking_2.jpg
透明なので内部構造がよくわかります。
ちなみに、
shaking_3.jpg
こんなライトもある。
本体内を磁石が前後に行ったり来たりすることで発電するもので、電池は必要ないので、緊急時に「電池が切れてる!」なんてことがない・・・でも緊急時に必死でシェイクしないといけないのも大変だ。
このライトは従来の電球に比べて格段に消費電力の少ない高輝度白色発光ダイオードの登場によって可能になった商品だ。テクノロジーってすごいなあ。

黄金週間?

なんか、ゴールデンタイムとかゴールデンウイークとか、ちょっとフツーよりいいものに「ゴールド」ってつけるの、なんか、セコいなあと思うのだが、結局みんなが共通して価値があると思えるものがゴールドだということか、
連続した休みが取れるのは一年を通しても数回しかないので、是非有効に使いたいものだ・・・とはおもうが、今回はまず自分まわりのリセットというか、整頓に使おうと思っている。大学時代に今のアパートに引っ越してからかれこれもう9年。家賃のわりに広いので助かってはいるが、どちらかというと(というかかなり)ものを貯めこむ性格のため、ちょっと収拾がつかなくなってきているのだ。文具は言うまでもなくあふれかえっているし、雑誌や書籍、自分が関わった仕事や作品の資料も大変なことになっている。床をヘビのように這っている配線の類も何とかしたいし、パソコンの中身もちょっとはなんとかせねばならん。このホームページだってそうだ。年末は帰省とか年賀状とかで、大掃除なんてほとんどできないので、たまにはこういうときにでもやらないと日々の負債はどんどんたまる一方なのである。
そんなことを考えると5日ぐらいじゃ全然たりないのだが・・・
まあ、できることからこつこつやろう。
まずは配線を壁に沿わせて、机まわりを片づけて、掃除機をかけて、洗濯機を4回、棚の中身を並べ直して・・そうこうしているうちにもう一日が終わっちゃったのである。
ゴールデンという感じではないがこれはこれでたまにはいい感じだ。

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文具王 高畑正幸
高畑正幸
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