Home > アーカイブ > 2004-03

2004-03

デカレンジャー?

たまたま友人のサイトでこの名を見つけた。
ゴレンジャーに始まるレンジャーシリーズであろう事はすぐに想像できたが、気になったのは人数だ。ゴレンジャーが5人ならデカレンジャーは10人か?・・と思ってわざわざオフィシャルサイトを開いてしまった。
なんだ!!デカって刑事か!!
そういえば「ジュウレンジャー」も5人だったよな。しかも確か奴ら恐竜戦隊なのにマンモスとかサーベルタイガーとかほ乳類が入ってた。
宇宙警察 地球署・・・なんかちっちゃいな。話が、所轄か、本庁からエリートが出てきて手柄を横取りするとかそういう話はないのかな・・「事件は現場で起こってるんだ!」って感じの。
もう何代目として地球を守っとるのか知らんが、メールマガジンとかがあったりして、レンジャーも進化したものだと思う。「ウイークリー★デカ」・・・って。これ、ほんとの警察でやって欲しいね。たぶん購読者数はすごいと思う。
それはそうと、石野真子が出てるじゃないか。役名が「白鳥スワン」・・「腹痛イタイ」とか「ザーネクリーム」と同類か。
そういえばずいぶん前は「デンジマン」というのがいて、そいつらは「電子メカ」を搭載し、飼い犬の名は「アイシー」だった。あのころは集積度がずいぶん低かった。あれでは関数電卓程度の計算がやっとだろうに。そういえば敵となぞなぞで戦ったりしていたのを覚えている。その程度か。
その後ずいぶんしてから「メガレンジャー」というのが登場したとき、彼らは「インストール」といって変身していた。もちろんヘルメットは液晶表示だった。毎週毎週インストールとアンインストールを繰り返してたら調子が悪くなりそうだ。OSはやっぱりウインドウズだろうか?戦闘中にフリーズしなければいいが、
たぶんもうしばらくしたら「テラレンジャー」や「ペタレンジャー」があらわれるに違いない。
まあ、なにはともあれ彼らがいるうちは地球の平和とバンダイの売り上げは安心、か?
不祥事が起きなければいいが、今日の日記はどうでもいい話だ。
http://www.tv-asahi.co.jp/dekaren/

ああ、マイナーな私

LAOXから葉書が来た。MAC館が ザ・コンピュータ館の6階へ移転。それにともなう閉店セールのお知らせだ。
最近の私のデジタルライフは、どんどんマイノリティーの袋小路に追いやられている。その代表がMacだ。ウインドウズの1000倍は使いやすい(当人比)優れたOSで有るにもかかわらず、LAOXに限らず、その売り場はどんどん狭くなっているのが現状。本体に関してはネット上でも手にはいるし、ネットのアップルストアのサービスは良くなっているとは思う、だが、特に周辺機器等に関しては、最近はどんどん取り残されている感がある。ドライバソフトさえ有れば動くに違いないUSB機器メーカーの多くが、Mac用ドライバを開発しなくなり、なんのためのユニバーサルコネクターなのかわからん状況。もうほんとにやんなっちゃう。
これだけではない。私が情報端末としてこよなく愛するPalmOSもまた、マイノリティーとなってしまっている。PalmVXをはじめて見たときには、あまりの洗練された思想とデザイン、ハンドヘルドにはいまだにこれ以上ないと断言できるグラフィティー入力。あのときはじめて小型端末を買おうと思った・・そのパームも、SONYのクリエを残して日本から撤退。買い換えで仕方なくクリエを使ってはいるが、もともとの思想をまったく理解していないとしか思えないSONY独自規格を無理矢理のっけて、美しくない上に、メモリースティックなどというまたSONYの勝手な規格(ユーザーのためのオープンな新規格は応援したいが、メーカーのブランド戦略のためのクローズドな独自規格は、使いにくい多数派よりもっとゆるせん)を採用しているし、もちろんMacとデータの互換を図るにはサードパーティーのソフトが必要・・・・。
だいたいPDAというもの自体何故か日本では流行らず、この間はイケショップモバイル館がPDAの取り扱いをやめてしまってショックを受けていたところだ。
さかのぼれば、紙を差し込むと自動的に起動してスキャンし、ファイリングまでしてくれたペーパーポートというスキャナとか、これこそこれからのデジタルに必要なデバイスだ!と思ったらあっという間に日本を撤退。
思えば子供の頃にうちにあったビデオのベータ規格から既にこのスパイラルにはまっていたように思う。
必ずしも思想や性能がよいものがスタンダードになるとは限らない。しかし、私はこの状況が残念でしょうがない。デジタル機器や情報道具をきちんと思想を持って使いこなしていない事による変化のように思えてならない。デジタルも機器も文具も、優れた思想が充分活用されずに消えていったものがたくさんある。使い勝手は人それぞれだから押しつけるわけではないし、規格は多数に統一されていることによる事にも意味がある。だが自分がなんのためにどういう理由で数ある道具の中からそれを使うのかを、意識してみてはどうかとちょっと思う。

バナナ ペンケース

banana_1.jpg
販売元 MARCHANDDELEGUMES
価 格 1800円
発 売 不明
品 番 不明
購 入 MARCHANDDELEGUMES /渋谷
サイズ 290×130×15mm
重 量 46g
製 造 不明
見ての通り、バナナの房の形をしたペンケースだ。
ナイロン地のペンケースなのに1800円もする!!
ただバナナの形をしているだけなら私も手を出さなかったのだが・・・
banana_2.jpg
  → あのうた
バナナ一本ずつが別のポケットになっているのだ!
(後ろのバナナは下までつながっていて、大きい物が入る。)
ついこのくだらないアイデアとあまりに平和な黄色(小学生の帽子やランドセルカバーと同じ黄色だ)についくらくらっと来てしまい、買ってきてしまった。なんだか南の海をのんびりと漂う船のようでもある。
と、どこからともなくあの歌が聞こえてきそう。

二重さいころ

dice.jpg
販売元 不明
価 格 100円
発 売 不明
品 番 不明
購 入 2004年 BEAMS 渋谷
サイズ 19×19×19mm
重 量 3.5g
さいころの中にさいころが入っている。だから、合計で2~12の数字がでるさいころ。これで双六をやると半分の時間でおわるのだろうか? と思ってよく見ると双六という文字は六が二つという意味ではないのか?
ちょっと調べたところ、双六というのはバックギャモンが起源にあり、そのゲームがさいころを2つ使うことからという説と、その盤面が6列×2という構成である点から来ているという説があり、どっちが正しいかは私にはわからないが、どっちにしても、そのゲームにはこのさいころなら1個ですむわけだ。
ちなみに2~12のそれぞれの目が出る確率だが、
1個なら1から6まですべて1/6の確率ででるが、このさいころは
2がでる確率は1/36 なのに 7がでる確率は1/6 になる・・・はず。
ホントにこのさいころで双六をやっていいと思います?なんだかだまされてるような・・・ふしぎなさいころ。

文九郎

私が開発の主担当をやった商品「ステーショナリーロボ 文九郎」が発売になりました。
文房具が9個入っているので文九郎といいます。じつは19年前に先代が居るのですが、その息子にあたります。
かなりイロブンですが、作っちゃった本人としては是非とも買っていただきたい!!
と、恐縮ですが自分の商品宣伝でした!

Home > アーカイブ > 2004-03

文具王 高畑正幸
高畑正幸
GoodDesign OKB48 究極の文房具カタログ アクセスノートブック 文具王カレンダー 文具カレンダー 文具王ポイントカード M'S Selectギフトパッケージ
WEB連載・コンテンツ
新聞雑誌連載
おすすめ
RSS B-LABO|高畑正幸公式サイト

Return to page top